ライトの中で

もう数日過ぎてしまいましたが、先週末発表会がありました。
今年は参加人数も少ないので寂しくなるかな?と思いきや、1人1人の気迫がものすごく、寂しいなんて思う暇がありませんでした。
なんでも数字で示される世の中ですが、発表会は数ではないのだなと改めて感じました。
ピアノは個人レッスンで、1人1人がそれぞれの背景を持ってピアノを弾いています。
それをわかっているのは、本人、家族、そして私です。
ともすれば、家族にもわからない部分を共有する場合もあります。
そういう思いでそれぞれの演奏している後ろ姿を舞台袖から見ていると、いろんな思いがこみあげてきます。
人知れず苦しんで葛藤したこと、譜読みに苦労しながらも乗り越えたこと。
喜びも苦しみも一緒に分かち合ってきました。

「ピアノは大変難しい習い事です」
発表会の最後の挨拶で私が必ず言う言葉です。
簡単ではないのです。ピアノはとても難しい。
だからこそ、習う価値も大きいし、積み上げたものが貴いのです。
人と比較するものでもなく、ただひたすら自分の能力、努力と向き合うもの。
みんなすごい。
毎年の事ですが、発表会のたびに私はその力に圧倒されるのです。

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by kabopiano | 2017-09-28 16:11 | 発表会