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自動運転

練習の目的は、欠点を直して上手になることです。
けれども「練習をする」というのが練習の目的になってしまうことはありませんか?
私はとってもありました(^_^;)

レッスンの中でも「この箇所を改善するために今やってみようね」
と言いながら挑戦しますが、弾いているうちに弾く事だけが目的になってしまう場合があります。
そんな状態はよく「頭を使っていない」と表現されたりします。
それこそ私も何度言われたかわかりません(苦笑)

先日のとあるレッスンでは”頭を使っていない弾き”のことを「自動運転になってるよ」
なんて説明してみました。
するとそれを聞いた生徒は
「日産はダメ…?」
と。。
一瞬考えてしまいましたがすぐにわかりました。
今CMでたくさん宣伝している、車の自動ブレーキのことを言っていたんです(笑)

そういう問題じゃなくて(笑)
あ~~かわいい、と心の中で悶絶でした。


どうして「頭を使っていない」という表現がなされるかというと、客観視することが必要だからです。それは楽器演奏に限らず、スポーツや事務仕事や人前でプレゼンをする時でも何にでも。

ピアノを弾く時にはその客観視のことを、自分がどういう音を出しているか聴きなさいと言います。
私もよくそう言われてきましたが、もっと未熟だった頃はさっぱり意味がわかりませんでした。

音は聞こえているのに。
聴こうとしてるのに。
でもどうして「聴きなさい」ばっかり言われるんだろう?

ずっとそのように思っていました。
でももっと後になり自分にとってしっくりくるなあと思ったのは、意識するという表現です。

自分がどういう音を出したか意識する
音の品質にばらつきがないか意識する
その時に手や体に使い方はどうだったか意識する
楽譜の指示をちゃんとできたか意識する



ためしに日産と言った生徒にも同じことを伝えてみました。
そしたら。激変!良い方向にね!
「今いっぱいいろんなこと気を付けようと思った?」
と聞くと、
「ううん、普通に弾いただけ。」
とのこと。

ただ意識をすれば特別なことをしなくたって解決できることがいっぱいあります。
意識があれば防げるミスがあります。
また、意識することによって手早く改善することができます。

「聴く」「頭を使う」「意識をする」etc...
言葉が違うだけで行きつく先は全て同じですが、レッスンで一番伝えたいことはこの点だなあとよく感じたできごとでした。
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by kabopiano | 2016-02-02 12:53 | レッスン | Comments(0)

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