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講師演奏するか否か

このプログラムの一文、自分の名前と演奏曲名を削除すれば、だれもなーんにもいうことなく場が丸くおさまるのでは。
…なんてことを考えながらも、無情にもプリンターが発表会プログラムの印刷を着々と進めています。
もう引き返せない。
というわけで、講師演奏はやることに決定です。
ぎりぎりまでこんなふうに迷うほど毎年切羽つまるのですが、早め早めに準備しているつもりなのになんでこんなことになるのかな?
わからない…。


毎年発表会シーズンになるとこの講師演奏という同じテーマで思い悩みます。
こちら側からしたら、裏方と表方のどちらもこなさなければいけない発表会という場で、へろへろになりながらおそまつさまな演奏をしてしまうというのはいかがなものかと思ってしまいます。
おそまつにならなければいいけど、やはり自分のことだけに集中できるステージとそうでない場所では心持ちが違うのも本当。
言い訳せずにどんな場面でもパワフルに演奏できる人になれればいいけど、なかなかそうはいかないのも現実。

そんな葛藤のはざまで毎年揺れるのです(笑)

うちの教室は表向きは毎年同じような構成で行っていますが、毎年どうすれば今年の状況に合うのかを検討して内容を決めています。
今年の講師演奏は、やはり発表会でやった方がいいなと思っちゃったからやることにしました。
毎年「先生の演奏が聴きたいです」とありがたいお言葉を頂く機会がありますが、先述のとおりチキンな私にとっては発表会での演奏をしない理由はたくさんあります。
どんなに外部で演奏する機会があっても、時間や場所の都合でごく一部の方しか来られないので、ピアノの先生の演奏を聴く機会が発表会くらいしかないという方が多いのも事実です。
まとまった時間演奏をでき、生徒も保護者もいっぺんに教室関係者が集まる機会といえば、やはり発表会ということになります。

どーして~~~~!!!????
と心の中で叫びたくなりますが(笑)、自分の先生が普段のレッスン室で断片的に弾くピアノだけじゃなくて、ホールで一曲まるまる演奏する姿を見てみたいと自分なら思うもんね、そういう意味ですよね。

極端なことを言えば、演奏が成功しなくても無様な姿をさらすことになっても、舞台に立てば私もあなたもピアノを追求している仲間なんですよ、私だって必死にやり続けているんですよ、という姿勢を身を持って示せたらいいなと思います。
でも欲を言えば上手に弾きたいです。
もっと欲を言えば先生すてき、あこがれちゃうわ~と言われたいですがそのへんは諦めようと思います。


発表会が終わったら、素敵なプログラム(自画自賛)も掲載しようと思います。
おたのしみに!


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by kabopiano | 2015-06-30 13:21 | 発表会 | Comments(0)

発表会へラストスパート

ピアノを教えていて&自分で弾いていて、果てしなく長い道のりに挫折しかけることや、諦めたくなることが大いにあります。
そんな時に思い出すのが「できないことを教えるのではなく、できることを教える」という言葉。
これは、あきらめないで!ピアノレッスンの中で、著者の中嶋恵美子先生が書いていた一文です。

物事を教えるというのは、生徒ができないことをできるようにすることというイメージが先行します。
それは確かにそうなんだけど、その過程をよく考えてみると、生徒ができることを見つけ、できることを増やしていくことの繰り返しと積み重ねなんだと思います。

どんなに生徒に可能性があっても、小学生に大学生の勉強を完全に理解させるのは不可能です。
生徒ができることや今のばせることを探すこと、見極めることは先生の役目。
だけど、先生の目利き(?)が不十分なためにのばせなかった可能性があるとしたら、と考えるとその責任の重さに逃げ出したくなる私です。臆病ですみません。
どんな立派な先生でも駆け出しの先生でも、生身の人間どうしのやりとりなので少なからずそういうことは必ず起きると思います。
が、生徒が望むならできる限りたくさん積み重ねたいと思うんです。


そんなわけで、もうあとちょっとで発表会。
いわば生徒たちが一年間どういうものを積み重ねてきたかを発表する機会なわけで…
一年間どういうことがあってどういう思いでピアノに向かってきたかを一番見てきたのは生徒と家族と私。
生徒の技量を評価する場所ではないですが、やってきたことが悔いなく出せますようにと願わずにはいられません。
だって、小さなできることを気が遠くなるような作業で積み重ねてきたの見てるんだもん。
そして不可能だったことができるようになったのも知ってるもん。
あと十日、がんばろうね。



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by kabopiano | 2015-06-30 12:43 | 発表会 | Comments(0)

ピアノはあなたを写す鏡

学校でプール授業を受けてきた小学生生徒。
保護者の方が「プールに入ったから髪の毛がポヤポヤね〜(笑)」と言ったところ、ピアノの開けた蓋を鏡代わりに覗き込んで
「えっ⁉︎あ、ほんとだ!」
とのこと。
鏡代わりにしちゃう気持ち、わかるよ(笑)
私もかつて学生時代は、アップライトピアノの譜面台を鏡代わりにしながら、前髪切ったっけ…
(蓋は閉めて、その上に紙を敷いて切る。そこまでするなら洗面台に行けばいいんだけど)

なんて考えてたら、
「前髪が踊るピーナッツ!」
(※彼女が発表会で弾く曲名が踊るピーナッツ)
とニコニコっと笑いながら彼女が言った。

いや〜、いつも彼女のちょっとした発言には意表を突かれてます(笑)
踊ってたね、前髪。



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by kabopiano | 2015-06-25 22:59 | Comments(0)

おじぎの意味

発表会も近くなり、練習やレッスンも本番を見据えたモードになっています。
とくに、まだ舞台経験の浅いおちびちゃん達には、おじぎの練習も何度も繰り返しています。

ぺろんぺろーん(?)とよくわからずにおじぎをしてしまう子には、
「おじぎはね〜、これから演奏するからみなさん聴いて下さいっていう気持ちでしようね〜」
と説明すると、きちんと深々とおじぎをしてくれました。

またある子に同じ説明をしたところ、
「おじぎは聴いてくれるみんなに向かって気持ちを送るの!心のメール!016.gif
と、うっとりと答えてくれました。

みなさん、心のメールです。
もういちど言います、おじぎは心のメールです!!

いやぁ〜、現代っ子だなぁ。
その発想はなかった(笑)

みなさんもぜひ、おじぎをする際には心のメールを送ってみて下さい。
届くといいね??


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by kabopiano | 2015-06-19 11:51 | Comments(0)

サポートブック

ここの教室には、発達障害の方が数名ピアノを習っています。
とは言ってもわたしは障害児教育の専門家でもなんでもないし、療育的プログラムを行うわけでもありません。
ごく普通のピアノ教室として、生徒がピアノを弾けるようにするという目的は他の生徒さんと何ら変わりません。
ただ、「障害があります」とわざわざ伝えてくれた生徒さんにとって、伝わりやすい方法とそうではない方法や、現段階ではどうしてもできないことがあるというのも事実です。
ですので目的は全員同じでも、やり方や伝え方を工夫していくことは必要です。
障害という名前がついているから拒否することもないし、逆に健常という名前がついているから全員同じようなレッスンをするわけではありません。
その人その人に合わせたレッスンをしていくのが、この教室のモットーです。

ピアノレッスンを良い時間にするために欠かせないことがあります。
それはやはり家庭の協力です。
特に障害についてはわたしは専門家ではないため、親御さんとの協力を密にとることがどうしても必要です。
個性はもう十人十色なので、おおよその基盤はあっても手探りでレッスン方法を模索していくことになるからです。

そんな中、とある生徒のお母さんがこんなすてきなものを作ってきてくれました。
b0131993_9505162.jpg

なんと!お母さん手作りのサポートブックです!!
画像小さくなってしまってすみません。
インターネットに載せるため顔や名前を隠してありますが、実物の生徒さんはほんとーーにイケメン!
お見せできないのが本当に悔やまれるほど(笑)
今すぐジュノンボーイに応募したらいいんじゃないかと、実は毎週思っています。まだ小1だけど(笑)
b0131993_10193800.jpg
中身はご本人の特徴の説明や、日常生活に関すること、病院の受診歴や服薬について、またトラブルの防ぎ方やトラブルになったときの対処法までが項目ごとに詳細に書かれており、総カラーの力作となっております!しかもインデックス付き。(私が自慢したくなるほどのすばらしい出来なのです!笑)

そのお母さんは、高橋みかわさん著の「重い自閉症のサポートブック」を参考に、また一年間高橋さん主催の勉強会に通って制作したそうです。
でもでも本や勉強会があったとしても、ここまでのクオリティの本を作ることは並み大抵の労力ではなかったことは、本を見ればすぐにわかります。
たたき台があったとしても、自分の子どもにとって何が必要か、どんなことを書いたら初めて接する人にもすぐに理解してもらえるかというのは、その人その人によって大きくというかめちゃくちゃ激しく違います。
そういった面でテンプレートがあるわけではないのに、必要な情報を網羅し、かつ情報過多にならず読みやすく作られていて、お母さんのお子さんに対する深い愛情を感じずにはいられません。
いつも気を遣いすぎなほど周りの人を思いやって下さるお母さんの人柄が、活字を通して伝わってきます。

いろんな人に見せたくて、無理を言って名前や住所を伏字にしたバージョンのものまで作ってもらってしまいました。。。
少しですがまだ手元に残っているので、興味のある方はすぐに見せられますよん。

いつかこの生徒が発表会なんぞに出られるようになったらな~と思う今日この頃です。
あ、今年の発表会は来月です。がんばろうねみんな。

※現在は定員に達したため、発達障害の生徒さんの新規募集は行っておりません。

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by kabopiano | 2015-06-17 10:17 | 発達障害 | Comments(0)

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