<   2011年 03月 ( 11 )   > この月の画像一覧

教室は3月いっぱいお休みです

ご心配をいただきました皆様、ありがとうございました。
私と家族は全員無事に過ごしています。

生徒の家ではピアノが倒れたり、インシュレーターからはずれて移動したりで大変なようでしたが、
私のピアノはピクリとも動きませんでした。
そして、楽譜棚も大丈夫で、楽譜が飛び出しもしませんでした。
パソコンにココアがこぼれたのと、
ぬいぐるみが落ちたのと、チェロが倒れたのと、
加湿器がひっくり返って床が水浸しになった程度でした。
リビングや寝室は大変な事になっていましたが、
ピアノと本棚が全く動じなかった事に、私の気持ちは大きく守られました。
災害時に、「物」などなんの価値もないものですが、
それでも、私にとっては本当に大切なものなので、生きる意欲をもらえました。

ガソリンもなく、食べ物の確保も大変な中、
ヤマハの営業さんが電話をくださいました。
「先生のところのピアノが移動していたら、直しに行きます」と。
その気持ちだけで十分。なんてありがたいと思ったことか。

まだ大きな余震も心配ですし、何より原発の問題もありますので、
教室は今月いっぱいお休みにします。
明日の事すら予想のつかない状態ですが、4月にはピアノの音が響くように願っています。

命があった事に、感謝という言葉では言い尽くせない思いです。
大変な目にあった方々にも、お見舞いとかご冥福という言葉は、今は出てきません。
言葉がないというのが本当です。
祈るしかできません。
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by kabopiano | 2011-03-15 18:04 | Comments(7)

行ってらっしゃいの音

音の方向性と響き。

あたたかく伸びる音。
向こう側にトーーンと進む音。
やわらかいけど伸びる伸びる、、、

指を斜め45度に、
背中を押してやるような、そんな気持ちで。

ブランコに乗る背中を優しく押してあげるような、
勇気がいる人に大丈夫だよと背中を押すような、
子どもの成長を見守る親のような、
優しく伸びる音。

だから見届けて。


これを「行ってらっしゃいの音」と言っています。



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by kabopiano | 2011-03-11 10:55 | レッスン | Comments(5)

ゆがんでいるから

縦をそろえて、横も整えて。

ほら、餅焼き網みたいに。


おなかすいてきたね。

夕方のレッスン。

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by kabopiano | 2011-03-10 20:21 | レッスン | Comments(0)

「できない」と言うのが一番難しい

昼のテレビ番組で、
東海道新幹線開通に尽力された、親子3代の方々のことをみていました。

ご本人の映像が流れ、
「できない」と言うのが一番難しい。
それをどうして簡単に「できない」と言うのか。
「できない」とは、できない理由をことごとく試してからでないと言えない。
というような事を話されました。

何の心の準備もなかった私は、不意打ちを受けて、
目から涙がボロボロと流れました。
今思い出しながらこれを書いていても、胸が詰まる思いがします。

戦争に負けた日本がどうしてここまで急成長してきたのか。
現在のへなへなの日本、甘えだらけの自分を思うにつけ、
この筋金の入った言葉は、なんと重く力強いことか。
何かを成し遂げようとする時の信念は命と同じ重さなのだと、
私はこの言葉を聞いた瞬間、いやというほど思い知りました。

できない事をできると思いこむのは勘違いですが、
できる事をできないと思うのは弱さに他ならず。
祖父に喝を入れられたような、そんな気持ちになりました。

したくてもしてはいけないこと
したくてもできないこと
できるけどしないこと
できるけどしたくないこと
しなければならないのにしていないこと

全部意味が違います。
これらの事を自分の中で整理して混同しないように、
自分を見つめ直したいと思いました。


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by kabopiano | 2011-03-09 14:47 | 考えていること | Comments(0)

意欲が高まる春だから

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30年前。まだ結婚する前に買った彫刻刀。
1本1200円~2000円するものです。今なら絶対に買わないなぁ。
若いころから、コレ!と思うと凝っていたんですね。
しかも、不器用なりに、適当に彫刻刀入れまで作ってるし^^;
もちろん、道具から入るタイプです(笑)

この彫刻刀でいろんなものを彫りましたが、
一番活躍したのは、教室の看板作りです。
過去3枚ほど彫りました。

春、寒さが緩んでくると、植物の芽ぶきとともに、何かを始めたくなります。
私の中の職人魂(?)がムクムクとわき上がり、物作りをしたくなるんです。
何かを手作りするのが好きで、自己満足の世界にどっぷり。

今日たまたまTwitterで、木のスプーンを作りを知りました。
教えてもらいネット検索してみると、出てくる出てくる。
本もいろんなものが出版されています。
Amazonも眺めていると、木のカトラリーから、果ては椅子作りまで。
私の頭はいったいどこまで飛んでいくのやら。
仙台にある大きなホームセンターでは、ヴァイオリンの制作キットまで売っています。
これにもそそられます(笑)

でもハタと気づいて・・・
彫刻刀を使うと手を傷めるんだった・・・
以前も看板を彫っていて、手首の裏表が真っ赤に腫れたのでした。
どうも私は腱鞘炎や関節痛とは離れられないらしく。
やっぱりレザークラフトが限界。(これもかなり手に負担がかかります)

この「作る」エネルギーを曲の構築にあれてばいいのに、、、と独り言をつぶやいて、
今日は犬と昼寝の日です。


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by kabopiano | 2011-03-08 14:13 | おしゃべり | Comments(0)

発達障害レッスン・教えましょう習いましょう

「知りません」「わかりません」
この言葉を言うのに、勇気がいるときがあります。

自分にとってどうでもいいこと、関係ない事には簡単に言えますが、
大事な事、知らなければいけない事であれば、
世の中では、知らない、わからないではすまないのです。

でも、どんなに専門分野のことであっても、
その道のプロであっても
知らない事だらけ、わからない事だらけ。

だとしたら逆に、
「知りません」「わかりません」と言える方が大事なのではないか。
私はそう思っています。

以前にも書きましたが、
私は自分の専門分野ではない事に手は出さないというスタンスから、
何らかの障害を持つ方のレッスンは受けてきませんでした。
知らないから、わからないから、です。

でも、自分で「知らない」「わからない」と思っていた事の、
何を知らなくて、何をわからないと感じていたのか。
ピアノを教えているのに、人と接しているのに、
私は具体的に何に対してそう感じていたのか。

わからないとコワイ、知らないとできない、
そう思うのは当然です。
でもそれは、自分の頭や手持ちの情報だけで考えるからそうなるのだと、
遅ればせながら、やっとわかりました。

mixiに「発達障害とピアノ」というコミュニティがあります。
私はこのコミュニティの管理人をしています。
同じ思いの先生たちと自分の悩みをなんとかしたいと思って立ち上げたコミュニティ。
それが今では、大きな気持ちの支えになっています。

わからない事はわからないのです。
それは誰を教えるのであっても、レッスンの中では当然起きることです。
この固い指と手首をどうしたらいいのだろう
どう説明すればわかりやすく伝わるだろう
宿題の量も、マルをあげるタイミングも、短所や長所を見抜く事も、
何もかもわからないことだらけです。
それでも、1対1のやりとりの中で、相手を知ろうと思えばその先の扉は必ず開きますね。

わからない事はわからない。
でもそこで終わらずに、相談したり、助けてもらえる場所があったら、
どんなに心強いことか。
自分で開く扉は1枚でも、まわりの人がまた違う扉をいくつも開けてくれるのです。

自分で対処できない問題で困っている先生
お子さんの障害の問題でピアノ教室が探せず困っているご両親

どうぞ、このブログでもかまいませんのでご相談ください。
先生方にはmixiのコミュニティがあります。
ご両親には、お住まいの地域の先生をご紹介できるかもしれません。
みなさんも、どうぞ扉を開けてみてください。



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by kabopiano | 2011-03-07 23:42 | 発達障害 | Comments(0)

100%

大勢の友だちとワイワイやるのも楽しいけれど、
私はそれ以上に、1対1で話すのが好きです。
一緒にいるその時間は、お互いが100%
じゃあね♪と別れたとのあと、またいろんな世界が待っていても、
一緒にすごせるその時間を楽しむのが好きです。

たとえ教室に生徒が何人いようとも、
レッスンで一緒に過ごす時、先生にとってその生徒は100%
そして生徒にとっても、先生が100%

この仕事が好きです。



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by kabopiano | 2011-03-06 15:09 | 考えていること | Comments(4)

クリップ15m

指の訓練で、クリップをつなげてま~す♪
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どんどんどんどんつなげて
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クリップが全部なくなったらおしまいね
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レッスンで毎週つなげていって、とうとう今日全部つなげました!

全長15mほど?
ながいね~~♪

指体操でも劇的変化がみられて、スゴイスゴイ!
確実に前に進んでいる証。


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by kabopiano | 2011-03-05 12:31 | レッスン | Comments(0)

ジタバタもだえ苦しむ指づかいの図

新しい曲に取り組む時、まず手持ちの楽譜を使うのは当然。
棚から該当の楽譜を引っ張り出し、数冊ある場合はどの版を使うかを決めます。
そして、コピーして、スクラップブックに貼って、いざ練習開始!

ちょっと今回は音覚えるのが面倒そうだな、手こずるな、、、なんて考えて、ハッとするわけです。

指づかい考えなきゃいけないんだ・・・・と(笑)

いつもそうです。
音を弾けるようになることにわくわくして、ついつい指づかいの存在が吹っ飛びます。
でも、音を弾くためには、指づかいから始めないといけないわけで・・・・。

これが本当に大変(面倒)。
ゆっくり弾きながら、これだ!と思っても、テンポをあげると違和感が出る事もあるし、
弾きやすい指だからと安易に選んでも、出したい音や強調したい音がスムーズに出なかったり、
こまかい事を言えばキリがありません。
ただ鍵盤にさわれたらいいだけではなく、目的に見合った指を決めなきゃならないのですね。
なんたって、指を変えるだけで弾けたり弾けなかったりするわけですから。
でも、その目的すらわからない事も多く、そうなると白旗あげて、誰かに聴くのが一番です(笑)

その「誰か」とは、一番身近なところで「先生」。
私は自分のピアノの先生を「指づかいの魔術師」と勝手に呼んでいます。
思いもよらない、ウソーー!ともいえるアイディアが、瞬時に出てくるのです。
これは経験値としかいいようがないのでしょうが、いかに指づかいに苦労し、
思考錯誤を重ねたかが見えてきます。
私自身もピアノを教える身ですから、想像くらいはつきます。

そういうつよーい味方がついているので、最後は先生に聞けば大丈夫。
最後じゃなくても聞いちゃいますが(笑)
でも、弾くのはやっぱり自分の手と頭。
できるかぎり自分で試行錯誤を重ねて、音符と格闘しなければ。
その格闘こそ、譜読みの入口です。

・・・・と正論を言ってみましたが、
ショパン、バッハ、モーツァルトあたりは、版が非常に多いので、そこから自分に合う指を見つける事ができますが、
版の種類が少なく、指づかいもあまり書いていない作曲家は苦労します。
指づかいで意外と使えるのが、国内版楽譜。
私の年代は外国崇拝バリバリですから、若いころは輸入楽譜に対する信頼も憧れもありましたが、
最近の国内版楽譜は改訂されたものも多く、侮るなかれなのです。
関係ありませんが、紙質も製本技術も世界一だと思います。

そういうわけで、フラチな考えを抱いた私は、指づかい見たさに国内版楽譜も買おうと、ネット検索しました。
プロコフィエフです。
全音からは後期のソナタも小品集もいろいろ出ているので、前期ソナタもあるものだと信じきっていたのですが、、、、

ナイ。
ガーーン。

しかも、プロコフィエフの楽譜のなんと高いこと!
私の持っているのは1~9番までの分厚いインターナショナル版で3840円と書いてあります。
32年前に買ったので当然でしょうが、出版社によっては当時と今で値段の変わらない輸入版もありますし、ちょっと飛びあがってしまいました。
プロコフィエフからずっと目をはなしていたので、状況が全くつかめていなかった・・・。
以前はラヴェルやプーランクも輸入版しかなくて買いにくいものでしたが、今や日本語版が当然になっていますね。
プロコフィエフの前期ソナタもなんとかしてもらえないだろうかと、こうして朝からブツブツ文句のブログを書く私です。

つまりは「自分でやりなさい」という天からの声ですね。

ワカリマシタ orz (笑)



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by kabopiano | 2011-03-03 10:53 | ピアノ | Comments(0)

先生が弾いてみせること

本番に向けて、長く弾き込んでいくソナチネ。
まだゴールは数カ月先です。

1回弾いてもらってから、ピン♪ときました。

(今日はちょっと遊んでみよう)

簡単にチェックを入れてから、私はおもむろにもう1台のピアノに座りました。
えっ??という顔の生徒。

「一緒に弾くんだよ。」と合図してから、
私はソナチネ2台用の伴奏パートを弾きました。
スズキメソッドのものです。
表現が平坦にならないように、わざと幅を大きくもって伴奏しました。

弾き終わると、生徒の口元がゆるんでニヤけていました。
(嬉しそう)

「楽しかったね♪」と言ってから、
今度は私が1人で、提示部だけ模範演奏。
いつも生徒が弾いているそばで、あーだこーだ言っていた事、実際にやってみせました。

そのあともう1度、生徒が1人で弾くと。




激変!!!!




一番ビックリしたのは、多分私だったと思います。

「今みたいに弾けてどうだった?」
「楽しかった♪」


ピアノを弾いて楽しいというのは、まさにこういう事。
やりたい表現が思い通りになること。
これなんですね。

同時に、もっとレッスンで実際に弾いてあげればよかったと、反省。
部分的には弾いても、1つのまとまり、全曲通して弾いてみせるのは、
限られた45分、本当に短い45分の中では難しいことです。
なので、私は伝えよう伝えようとするあまりに、弾いてみせることから遠くなっていました。

でも思い返すと、わが娘のピアニスト先生は、
説明以上に、演奏を通してみせてくれる事が多かったのです。

そうだった、、、、と、ちょっと奥歯をかみしめました。

マネをして覚える事だらけなんですね。
マネはいけない事ではなく、1つの方法として示されたお手本。
いつもではなくても、ここぞという時、効果的に示したいもの。

生徒のあまりの激変に、頭をガツンとやられた気持ちになりました。
臨機応変、瞬間の判断大事です。



反省しながらがんばります。応援してね♪
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by kabopiano | 2011-03-02 18:24 | レッスン | Comments(2)

かじはらピアノ教室ブログです♪


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